2022 神奈川県 高校受験/公立高校志望なら知っておきたい!変更点と入試対策のポイント

今年度から中学校で全面実施となった新学習指導要領により、2022年度(令和4年度)の神奈川県 高校入試では、どのような変化が起こるのか不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。

神奈川県の公立高校入試は共通選抜になって10年目という節目の年を迎えます。
ここ数年は人気校の二極化が目立ち、横浜翠嵐高校をはじめとした学力向上進学重点校・エントリー校では高倍率が続く一方、定員を満たさない高校も多い状況が続いています。

最新の教育委員会発表情報では、試験方式の一部変更も公表されています。
そこで、今年度入試の変更点や、受験前に取り組んでおきたい学習ポイントなどを湘南ゼミナール教務支援部よりお届けします。

2022年度(令和4年度) 神奈川県 高校入試の変更点

神奈川県内の公立高校では、多様性を尊重し、質の高い教育の実践を目指す第Ⅱ期 県立高校改革が継続されています。

2022年度入試では、横須賀工業に建設科が新設、海洋科学高校では学科再編が行われ、船舶航海科、水産食品科、無線技術科、生物環境科の4学科体制となります。さらには、横浜国際高校が学力向上進学重点校エントリー校に指定されたことにより、特色検査「共通/共通選択問題」で実施する高校が合計18校となります。

※2021年度入試までは、横浜国際高校は独自の特色検査のみ実施していました。

他にも、在県外国人特別募集の志願資格緩和により実施校が5校追加されるほか、インクルーシブ教育実践推進校特別募集の志願要件も緩和されます。

また、県内の私立高校では、高校の学習指導要領改定に伴うカリキュラム変更により、学科・コース再編を行う高校が例年に比べ増加しています。

こうした変化はあるものの、中学校の学習指導要領改定に伴う学校成績評価観点が変更されたことによる影響はそれほど大きく見られていません。

神奈川県 公立高校入試(全日制)募集定員発表状況

■ 2022年度(令和4年度) 公立高校 全日制の募集定員

41,107人 ※前年度より828名増加

※2021年10月28日 神奈川県教育委員会 記者発表情報より

■ 神奈川県内の公立中学校に通う現中3生数

66,872人 ※前年度より1,955名増加

※2021年5月1日時点データ/神奈川県教育委員会 記者発表情報より

ポイント:注目の学校

横浜国際高校が追加され合計18校となった特色検査(自己表現検査)「共通/共通選択問題」を実施する学力向上進学重点校・エントリー校は、毎年倍率も高く注目が集まっています。

なかでも、大学進学実績を伸ばしている大和高校や多摩高校の人気が高まることが予想されます。

2022年度入試の公立高校(全日制)では、各高校の募集定員に占める現中3生数の割合が例年の約6割程度から今年度4割強に変化しており、募集枠は減少傾向となっています。
この背景には、一部の公立高校に人気が集中していることや、国や県の就学支援金、大学入試改革への不安、2021年度のコロナ対応などの影響による私立高校人気が高まったことも伺えます。

公立高校、私立高校ともに、新学科・新コース設置やコースの再編など、高校でやりたいことが明確な受験生にとっては大きな魅力のある受験となるでしょう。

公立高校入試 学力検査のマークシートに新たな出題形式!その内容と注意したいポイントとは

神奈川県の公立高校入試では、平成29年度入学者選抜より学力検査でマークシート方式が導入されています。

2022年度(令和4年度)の学力検査から、数値をマークする形式の問題が新たに出題されます。

※「神奈川県ホームページ」神奈川県教育委員会 2021年10月29日 発表情報より

ポイント:数値でマークする方式の注意点

入試の解答用紙が、これまでの「解答を選択してマーク」するものから、「解答する数値を指定の箇所にマーク」するものに変更されます。

これまでの形式では、本来であれば数学は “ 数字 ”を出さなければいけないものですが、選択肢を選ぶものであったため、確率的に当たる場合もありました。
しかし今回の旧センター試験方式と同様の形式になったことで、解答者自身で導き出した答えをマークすることで、しっかりと本来の能力を測るものとなります。より適切に、受験生の能力を測る意図が含まれた改革だと思います。

注意したい点は、特に数学や理科など数字を扱う科目です。
分数の表し方など、ふだんの解答方法と感覚が異なるため、学力検査に向けて練習が必要です

湘南ゼミナールの授業では、こうした解答方式も取り入れて入試の準備を進めていきます。

新学習指導要領実施の影響は!?入試に向けて実践しておきたい学習内容

新学習指導要領の全面実施により、2022年度(令和4年度)入試について不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

昨年(2021年度)入試はコロナの影響もあり、出題範囲が削減され、全体的に難易度が下がりました。
例年の入試傾向を分析すると、2022年度(令和4年度)入試の二極化が予想されるといいます。

ポイント

昨年(2021年度)の入試では、科目により解きやすい問題が増えていたところもありました。
しかし、今年度は科目によっては難易度が上がる可能性が予測され、特に社会科はその可能性が高いと思われます。

昨年度の神奈川県公立高校入試を見る限りでは、全国的な入試傾向でもみられる解きやすい問題と難易度の高い問題の二極化といった傾向が見られます。

新学習指導要領の実施に伴うカリキュラムの変更により、高校の指導内容が入ってきたことで、教科書の学習範囲は増加しました。しかし、入試への影響を過剰に心配する必要はありません。この点の対策としては、問題の原理原則をしっかりと理解することや、教科書のコラム欄にあるような発展的な学習内容を取り入れていくと良いでしょう。

成績評価の新観点「主体的に学習に取り組む姿勢」にも影響!?

▶︎教科書のコラム欄や章末の問題に注目!

教科書のコラム欄や章末の問題の多くは、発展的な学習を促しているもの、あるいは原理原則から根本をしっかり理解してもらうことを意図した問題が掲載されています。

また、文系科目などでは、解の出ない問題など “ 粘り強く取り組む力 ” を試していくような問題が見られます。

こうした問題が学校の定期テストや、今年から神奈川県内の各校で新たに実施されている単元テストなどにも出題され、新たな成績評価観点の「主体的に学習に取り組む姿勢」などに反映されているところもあります。

神奈川県公立高校入試の特色検査においても、教科書のコラム欄や章末にあるような問題に取り組み、原理原則を理解して、しっかりと読み取っていく力を身につけることが大切です。

特色検査実施校が今年度も増加!昨年度出題傾向と、特色検査に要する対策とは?

2022年度(令和4年度)の特色検査(自己表現検査)「共通/共通選択問題」実施校は、横浜国際高校が追加され、合計18校で実施されます。

 特色検査(自己表現検査)「共通/共通選択問題」実施校一覧

横浜翠嵐/川和/希望ケ丘/横浜平沼/光陵/柏陽/横浜国際(単位制国際科・国際バカロレアコース)/横浜緑ケ丘/多摩/横須賀/鎌倉/湘南/茅ケ崎北陵/平塚江南/小田原/厚木/大和/相模原

全国に先駆けて特色検査を実施した神奈川県では、他県に比べても非常に難易度が高い検査内容となっています。

ここ数年の出題傾向では、社会分野や数学分野から多く出題されました。2022年度入試でも科目融合した出題の増加傾向が続くと思われます。

各中学校では、「主体的に学習に取り組む姿勢」の学習内容が特色検査対策を補完していくイメージとなっていますが、湘南ゼミナールでは、多くのお子さまが特色検査対策講座の受講を希望されています。

湘南ゼミナール特色検査対策責任者 渡邊先生による授業の様子

ポイント

特色検査で求められる対策とは?

特色検査に対応できるにはどうしたらいいか。
これには、常日頃から情報にアクセスしていく、知識を自ら深めていく、疑問をもち「なぜだろう?」と思考を続けていくなど、付け焼き刃ではない学習姿勢が求められます。

中学校の学習における「主体的に学習に取り組む姿勢」が影響する出題が多く見られますが、この部分は各中学校・先生での差が出やすい部分でもあります。

特色検査の多くの問題は、しっかりと読み解き、決められた手順にしたがって物事を整理していく力や思考力が求められます。
問題を解く際には、着眼点をどこに持っていくのか、さらには、それらの背景まで理解していく必要があります。

なぜ多くの受験生が特色検査対策講座を受講するのか?

学習塾では「時間対効果」を前提に、最も効率の良い方法で学習を進めています。

特色検査では「こういう時にどうやって解いていくと良いのか」「どのような思考手順を辿るのか、あるいは、捨てていくのか」といった経験値が求められます。

こうした経験を自力で辿っていけるお子さまもいますが、5科目の学習に慣れてしまうと気づきづらい部分でもあります。

また、特色検査は100点を取るようなテストではなく、平均点よりも1問・2問多く正解することを狙っていくような戦略が重要な試験です。
早期から特色検査ならではの学習方法に慣れていくことが望ましいですが、中3生の受験時期では、より効率的に時間帯効果を得て経験値を積むことが、対策講座に参加する上で大きなメリットになります。

湘南ゼミナールが提供する特色検査対策講座では、適した教材で経験値を積んで自力を高めていきます。また、専任講師による指導で戦略を立てて試験に臨めます。

中1・2生向け/特色検査が映像講座で学べる!

部活動も続けながら、入試に向けて早期から対策が可能!早期から特色検査問題への取り組み方を学ぶことで、5科目(英・数・国・理・社)の成績向上にもつながります。

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次回記事では、受験勉強における学習計画の立て方・志望校選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。
特色検査も含めた、2021年度神奈川県の公立高校入試講評記事も、ぜひ本ページの「関連記事」よりご覧ください。

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