学校説明会で何を聞く?学校公開で何を見る?

志望校を決めるポイントの1つとして欠かせない、各学校の説明会や学校公開。

「事前準備」や学校への「質問項目」など、その機会を有意義にするために知っておきたい項目をご紹介します。

「学校説明会」と「学校公開」の違い

志望校を決めるために学校を知る機会として、「学校説明会」と「学校公開」の2つがあります。

学校説明会

各学校が開催するものと、複数の学校が合同で行うものがあります。
個別の相談会や、質問時間を設けてくれるケースもあります。
パターン1:
主催校での開催/主催する高校に行き、参加します。
パターン2:
在校での開催/現在お通いの学校に、高校側が訪問して説明会を行います。
パターン3:
外部会場での開催/大きな会場で一同に集まり、複数校が合同で説明会を行います。また、参加者も複数の学校から集まるケースがあります。

学校公開

実際に校舎の中を見学・体験できるのが、学校公開ならではの取り組みです。
部活動や、生徒さん・先生達の雰囲気など色々な点が見られるため、志望校選びをする場合には積極的に参加したい機会です。
学校により、在校生が校舎内を案内しながら質問に答えてくれるところもあります。

「どのような学校に通いたいか?」学校生活がイメージできる質問の考え方

学校説明会や学校公開の事前準備として重要なのが「学校を知るための質問」です。
積極的に「聞きたいこと」を質問してみることで、今見えているものよりも遥かに多くの学校情報を得られる、良い機会とすることができます。

しかし・・・
「積極的に質問しましょうといわれても・・・。」
と、何を聞けば良いのか、お悩みの方は多いのではないでしょうか。

そこで!!
まずは、「何のために質問をするのか」から考えてみましょう。

HOW TO▶︎

順を追って、「自分自身の思い」を具体的な形にしてみましょう。

Q.受験を乗り越え、志望校に合格して通い始めることになりました。
そこであなたは、どのような学校生活を送りたいですか?

学校生活には、いろいろな場面があります。総合的に考える前に、次のように一つひとつの粒で考えてみてはいかがでしょうか。

学習面では?


面倒見の良い学校に通いたいですか?
宿題量やレポートなどが多いのはどう思いますか?
部活動と両立したいですか?


実際に日々の生活をイメージして考えると良いでしょう。

課外活動は?

取り組みたい活動は決まっていますか? 
どの程度の活動が希望ですか?
海外研修や、職業体験など、興味のある活動はありますか?


将来(その学校を卒業した後)のことを考えると、気になる質問がどんどん出てくるかもしれません。

学校行事は?

体育祭や文化祭に参加したいですか?
学校行事には積極的に関わって行きたいですか?
修学旅行では国内、海外、どんなところに行きたいですか?


学校行事には上記以外にも、学芸会や学習発表会、入学式・卒業式などの式典、ボランティア活動など、学校独自で実施されているものもあります。

総合して、どのような学校が良いかイメージがついたら、
“イメージする学校生活が送れそうか” が具体的にわかるよう、
質問内容を掘り下げて考えてみましょう。

学校説明会・公開日の質問項目例

学校説明会や学校公開では、大勢が一斉に参加するケースもあるため、
限られた時間で質問ができるよう想定しておきたいところです。

事前にご自身でも、学校のホームページやパンフレットに出ている情報を調べた上で、
それらでは知ることができない “この機会だからこそ”聞ける質問を用意しておきましょう。

※各年の進学実績(進学者数・進学先)や、学校設備、部活動の種類といった基本的なことは多くの学校がWEBサイト等に掲載しています。

質問例

校風に関する質問例:

「どのような生徒さんが多いですか?」
「面倒見が良いと聞きますが、具体的にどんな取り組みをされていますか?」

学習面に関する質問例:

「補習はありますか?」
「ふだんの宿題は多いですか?」
「長期休みには、どのような宿題が出ますか?また、特別講習などはありますか?」
「習熟度別でクラス分けされますか?」
「漢検・英検など外部検定試験を受験する機会はありますか?」
「大学連携学習など指定科目以外の学習への取り組みはありますか?」
「他校に比べて、特に力を入れて指導されていることはありますか?」

部活動の質問例:

「部活動は盛んですか?」
「部活動の加入率はどのくらいですか?」
「特に熱心に活動している部活動は何ですか?」
「活動日数は部活動により異なりますか?」
「生徒が部活動を自分で立ち上げることはできますか?」

課外活動・学校行事に関する質問例:

「一番盛り上がる行事は何ですか?」
「文化祭は生徒主体で実施していますか?」
「受験生が見学できる行事はありますか?」
「海外研修への参加は選択制ですか?」
「ボランティア活動などを自分で立ち上げることはできますか?」

進路に関する質問例:

「大学の指定校推薦はありますか?また、指定校推薦にできる成績評価は、どのようなものですか?」
「内部進学の条件は何ですか?(附属校・連携校の場合)」
「卒業生には、どのような分野で活躍する人が多いですか?」
「卒業生と交流する機会はありますか?」
「大学生との交流・大学連携教育などの機会はありますか?」
「進学指導では、どのようなことを重視されていますか?」

入試に関して:

入学願書等の手続きについては、説明会での案内やパンフレット等で確認できる場合もありますが、気になる点があればこの機会に質問してみましょう。
例えば、前年度までとの変更点がないかは、早期に聞けると良いでしょう。

前述のとおり、多くの質問ができるとは限りません。「これだけは聞きたい!」と優先順位をつけておくこともおすすめします。

質問の先にある「その根拠」まで聞くコツ

学校説明会や学校公開での質問を行う際には、
「目先のこと」や「結果」ばかりを追いかけない
ことが大切です。

例えば、「宿題はありますか?」という質問に対し、
学校側が「宿題は少ない」と回答したとします。

そこで、「宿題が少ないのは、嬉しい(もしくは心配)」で終わらずに、もう一歩踏み込んでみます。

質問:「どうして宿題が少ないんですか?」
回答例:「宿題は少ないけれど、毎日テストがあります。テストで合格しないと部活には参加できません」
回答例:「うちは、大学進学ではなく技能を身に付けることを優先させています」
こうした、質問の先にある「理由」まで聞いた際に、「本当に納得できるかどうか」が大切です。「質問して出てきた答え」の根拠を知ることで、その学校をより深く知ることができます。

こうした、質問の先にある「理由」まで聞いた際に、「本当に納得できるかどうか」が大切です。「質問して出てきた答え」の根拠を知ることで、その学校をより深く知ることができます。

▶︎ POINT:「質問する」だけでなく、「自分のことを話す」ことも大切

大切な情報は受験の前に伝えておくことも大切です。
例えば、今の学校成績を伝えることで、入試に向けての学習相談に乗ってくれる学校もあります。

他にも、「欠席が多いと伝えると、その時点で断られそう・・・」そんな不安もあるかもしれません。
しかし、次のように考えるといかがでしょう。
「欠席が多い理由を聞いてくれないで、『うちは受け入れられない』と断られた。悲しかったけれど、そんな学校だと事前にわかってよかった」
このように、早い段階で心配な事情を伝えておくことで、判断材料が見えてくることもあります。大切なのは、自分(我が子)が次のステージで生活できる場を確保することなのです。

学校見学で見ておきたいこと・事前準備と服装

学校公開日には、各校でさまざまな見学や体験が行われています。
・施設見学
・授業見学や体験
・部活動見学
・体育祭や文化祭(コロナウイルスの影響で公開されないケースもあります)

特に、入学後の学校生活については、
「在校生の雰囲気」を次のような場面で見ることでイメージできます。

・友人(在校生)同士の様子
・来校者への対応(自分が楽しむ? お客さんに楽しんでもらう?)
・展示物・発表の中身(生徒中心の運営? 学校中心の運営?)
・先生と在校生の関係(フレンドリー? 規律がある?)在校生の雰囲気はとても大事な要素ですが、それだけで決めないように、
ふだんの学校生活の一部として見ておきましょう。

学校説明会・公開日の事前準備

各日程を早めに確認!

学校説明会や公開日への参加は、お通いの学校から案内プリントが配布されるケースや、個人単位で事前申し込みが必要な場合もあります。
※昨今では説明会をオンラインで開催するケースもあります。
また、見学に行きたい学校をお子様と一緒に早めにリストアップし、その場所までの移動手段や交通費、移動時間なども事前に想定しておくことをおすすめします。

学校説明会

説明会は学校側の話を聞くことがメインとなるため、特に持ち物は必要ありません。
学校側が指定するものがないか、各校や教育委員会のウェブサイトで確認しましょう。
パンフレット等が入る大きめのカバンと、メモ帳・筆記用具程度は持っていくことをおすすめします。

学校公開日

学校側が持ち物を指定しているケースがあるため、必ず各校や教育委員会のウェブサイトを確認しましょう。

<一般的な持ち物例>

・上履き(保護者様も参加の場合はスリッパなど)
・かばん
・メモ帳
・筆記用具
・交通費や緊急時用のお金
・封筒またはクリアファイル(配布されるプリント類をまとめるため)
・飲み物
・エチケット用品(ハンカチ、ティッシュ、マスク、消毒など)

学校説明会・公開日の服装

お子様の服装

現在通っている学校の制服が良いでしょう。
シャツが出ていないか、ボタンが開いていないか、ベルトをきちんと締めているかなど、
好印象になるように意識して確認しましょう。

保護者様の服装

男性ならスーツスタイル、女性ならシャツにスカートやワンピースなど少しフォーマルな服装を意識されることをおすすめします。保護者様も持ち物リストを確認してご参加ください。

学校選びで大切なこと

学校選びで大切なのは、いくつかの学校を見て、比較をすることです。
比較して違いがわかると、「自分(我が家)はどちらが好みか」もわかってきます。

そして、ないものねだりはしないこと。
例えば、「自由」で「面倒見が良い」学校・・・
「自由≒放任」とすると、「放任」で「面倒見が良い」になります。

相反するものは学校の中に必ずあります。大切なのはバランスです。
この学校にも「○○部」があればよかったのに・・・と思っても、先に進めません。「○○部」がないA学校と、「○○」があるB学校のバランスを見て、しっかりと比較しておきましょう。

100%気に入る学校にめぐり合える確率はかなり少ないのが現実です。しかし、かなり気に入った学校を選ぶことはできますバランスを比較して「足りない部分」が許せる範囲かどうかを判断しましょう。

学校選びでは、できるだけ想定をして、見る学校の幅を広げることも大切です。想定の幅を広げ、しっかり準備することで、「失敗」は確実に減ります。

とはいえ、早い時期から「すでに比較したい学校が複数決まっている」という人は実は少数派です。

「まず自分がどこの説明会に行ってみるべきか、がわからない」
「むしろ自分に合っているような学校をいくつかオススメしてほしい」

という人も実際には多くいらっしゃいます。

湘南ゼミナールでは、お通いの生徒さん・保護者様との面談は定期的なものだけでなく、ご希望があれば随時、個別面談も行っています。
普段から生徒さんとコミュニケーションをとっている講師が、その生徒さんの性格や特徴を知ったうえで、豊富な進路の選択肢から直接アドバイスをできるのが、湘南ゼミナールの進路指導の強みです。
進路についてのご相談も、ぜひ湘南ゼミナールにお任せください。

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