前回のコラム「詳しく知りたい!横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校」はご覧いただけましたでしょうか??
横浜サイエンスフロンティア高等学校(YSFH)は、2017年4月には併設型の中高一貫教育を行う附属中学校を開校。6年間にわたる一貫教育を行うようになり、附属中学校への志願者が増え続ける一方で、高校からの志願者も絶えることはありません。
サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の生徒たちは、普通の中学・高校では経験できない高度な学びを体験し、自身で立てた課題探究に日々打ち込んでいます。
そこで今回は、前回に引き続きサイエンスフロンティア高等学校を取材し、進路について伺った模様をお届けします!

■生命科学
■ナノテク・材料科学・化学
■物理化学
■情報通信・数理
■天文・地球科学
■グローバルスタディーズ
1年次では個人研究に向けて6つの分野の実習をバランスよく実施し、研究の基礎となる力を身に付けます。意外にもグローバルスタディーズでは文系に属する環境問題、平和問題、社会関係の課題をテーマに研究する生徒もいるといいます。
(以下より、同校への取材をお届けします)
横浜サイエンスフロンティア担当者:
本校では、サイエンスというのは理科の話だけではなく、自分で考え、課題を発見し、解決していく、そういう力を”サイエンスの力”と言っています。文系・理系を区別するのは日本だけの文化です。課題探究でも自然科学系だけでなく社会科学系や人文科学系をテーマに研究する生徒もいます。
学校設定科目として英語の実践力を付けるOCPD(Oral Communication for Presentation and Debate)という科目を設けています。OPCDでは、AET(Assistant English Teacher)という指導助手を行うネイティブの講師も加わり、プレゼンテーションとディベートを重視した独自の科目として実施しています。また、2年生では全員がマレーシア研修へ行き、KYS(Kolej Yayasan Saad)という交流校で課題探究で作成した英語のポスターを使って、英語でプレゼンをします。
また、グローバル人材を育成するためには、世界のいろいろな人とコミュニケーションが取れるようになるには言葉の力が欠かせないと考え、国語教育にも力を入れています。
横浜サイエンスフロンティア担当者:
結果として、国公立大学への進学者が全体の3~4割近くとなっていますが、国公立大学を志望する生徒は多く、最後まであきらめることなく国公立大学の受験に取り組めるカリキュラムになっています。
自分の勉強したい分野があるかどうかを生徒自身が考え、明確な目的を持って志望校を選択しています。ですから、難関校の合格者がもっと出てもおかしくないですが、合格者が日本列島北から南までの国立大学に分散しているのもそのためです。
また、本校の場合は課題研究の成果を持って大学へ進学することができますので、AO推薦での進学も多いです。学校の進路指導としては「諦めないで」と伝え続けています。諦めずに探求しつづけることができるのが本校ならではの教育課程だと思っています。
2018年度までは文科省スーパーグローバルハイスクール(SGH)にも指定されていた横浜サイエンスフロンティア高等学校。現在は横浜市からの支援を受けて、海外研修・国際交流プログラムも豊富に揃えています。
世界で活躍する研究者や、理科学系の職業を目指すお子さまたちにとっては、日本でオンリーワンともいえる魅力があるのではないでしょうか。
湘南ゼミナールでは、横浜サイエンスフロンティア高等学校および附属中学校を目指す生徒さん向けの特別コースを設けています。
湘南ゼミナール小中部では、中1生から「特色検査」対策を行う講座が充実しています!
納得してご入会いただけるよう授業料無料の体験を設けておりますので、ぜひご参加ください。

~公立中高一貫校の受検や適性検査に関するご説明、ご相談などを行う無料イベントも実施しております~
※小4以下のお子さま・保護者様も説明会にご参加いただけます。


湘南ゼミナール公立中高一貫コースは、サイエンスフロンティア附属中7年連続 各塾中 No.1の合格実績!
2023年2月17日15:00現在

※上記合格実績は、湘南ゼミナール全体(小中部/公立中高一貫コース/個別指導コース)の集計結果を表記しています。
※公立中高一貫校の合格発表後に合格辞退をさせる指導はしておりません。
※合格実績は公益社団法人全国学習塾協会が定める基準に従って集計しております。テスト生や講習生は含めていません。

